遠赤外線

 



遠赤外線の戦略
私はこうして遠赤外線ビジネスに成功した

佐藤 義雄 著 / 四六判上製 235頁 / 
税込2243円 / ISBN4-89007-091-5 C0063 

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「本書は、溶接業というまったくの異分野から遠赤外線事業に身を転じ、放射率「0.97」という、驚異的な遠赤外線セラミックスを開発し、それを次々と商品化して、消費者のニーズに適合させていった著者の、いわば「遠赤外線サクセス・ストーリー」である。
まったく遠赤外線に関しては素人だった著者が、いかにして、遠赤外線に挑戦し、苦闘しつつも、成功していった様子が克明に記述されている。(中略)
この本は、遠赤外線の開発に関わる人々のみならず、これから遠赤外線ビジネスに参入を試みようとしている人々にとっても、大いに参考になるはずである。」
序より 遠赤外線応用研究会事務局長 江川芳信

検索語:事業化.産業化.商品化.実用.ビジネス.企業.具体例.成功例.先行事例


遠赤外線の戦略 私はこうして遠赤外線ビジネスに成功した

もくじ

序 新たな企業戦略としての遠赤外線
はじめに

第一章 遠赤外線への挑戦

新規事業開拓の試み
遠赤外線に照準
新素材=セラミックス
遠赤外線の効果
何から手をつけるか
先立つものは資金
暗中模索

第二章 セラミックスの開発

ゼロからのスタート
組成成分は「企業秘密」
パウダーのブレンドに着手
ブレンド比率の不確実性
「ストーブ」で閃く
チーズの溶け方をメルクマールに
ついに開発に成功

第三章 事業化への道

素材だけでは売れない
熱伝導実験で自信
「焼き鳥機」に白羽の矢
製品化への試行錯誤
試作機の完成
逆転の発想で差別化
かずかずのメリットを発見
実演は最大の販売戦略
事業化を決意
代理店の構想
成功した展示会戦略

第四章 遠赤外線ビジネス

受け入れられた商品コンセプト
熱源の選定に対応
ハンバーグ自動機開発の依頼
課題はドリップの流失
技術とビジネスの蹉跌
煙りの出ないグリラーの開発
代理店の申し入れ
大型グリラーの製作に着手
国際化に乗り出す
展示会と値引きで攻勢
新しい市場の開拓
テレビ放映で販売拡大

第五章 多機能応用化の時代

バブル崩壊で戦略転換
「割れない石」の試み
オリジナル商品の開発が急務
遠赤外線プレートの開発
代理店の申し込みが急増
溶射加工の分野へ進出
多機能プレートへ発展
米不足に対応
ターゲットは「外米」
通販との提携
美味しさを測定
タイムリーが追い風
シーズよりニーズ
単価との闘い
セラミックスの鍋を商品化
非加熱分野へ拡大
「生花」への応用
実証された常温域での効果
応用商品第一号
無限の可能性

第六章 遠赤外線効果のメカニズム

遠赤外線利用の経緯
「省エネ」が拍車
遠赤外線利用の現状
遠赤外線とは何か
熱の伝わり方
遠赤外線利用のポイント
遠赤外線効果のメカニズム
遠赤外線の非熱効果とは
新たな視点─遠赤外線と活性酸素

第七章 遠赤外線ビジネス成功の秘訣

成功の条件
遠赤外線セラミックスの作り方
コーティングの方法
熱源の選択
異業種との提携
グローバルな視点で
価格の決定
販促物の作成
販売代理店の活用
徹底したアフターサービス

あとがき─エントロピーを超えて

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