【第3巻】 死生観[新装・新訂版]

税込 6090円 ISBN4-89007-138-5  C0336

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一般演題・ワークショップ  
1 アジアにおける死生観の違い
---第五回アジア医学生会議より
野村正孝・他 
2 死後の臓器寄贈に関する女子大生の意識調査 橘 雅子 
3 終末期看護の基礎教育プログラム作成に向けて
---その二 臨死看護の体験が看護観に及ぼす影響 
安倍千鶴・他 
4 末期ケアと学生指導のあり方を考える 尾山タカ子・他 
5 医学、看護教育におけるデス・エデュケーションのカリキュラム試案 谷 荘吉 
6 卒前医学・看護学教育におけるターミナル・ケア 池田 博・他 
7 第二回サマー・ワークショップの報告---ターミナル・ケアにおけるシミュレイション・トレーニングを中心に 釜野安昭・他 
8 仏教における生死苦の解脱 皆川広義 
9 死んで還帰する彼岸の世界 蓮寺諦成 
10 日本人の成仏観と死の受容 中野東禅 
11 浄土教思想とターミナル・ケア(その二)---デス・エデュケーションとの関係における問題点 田宮 仁 
12 末期患者の宗教的必要への対応 斎藤晃道 
13 脳死患者家族の死の受容 福間誠之 
14 末期患者の家族に配慮できること 渡会丹和子 
15 臨死患者家族への介入---治療スタッフ以外の第三者の場合 鈴木道子・他 
16 Cure か Care か---意識不明に陥った患者を救命した時の家族の気持ち 鎌田きよ・他 
17 聖隷ホスピス三年半の実践から 千原 明・他 
18 ホスピスオープン六か月を迎えて---その現状と将来への展望 柏木哲夫・他 
19 末期医療と経済 河野友信 
20 ブロンプトン・カクテルの管理 新阜宏子・他 

21 癌性疼痛治療指針案について

小笠原一夫 
22 肺癌における死と消化性潰瘍の合併について 今井照彦・他 
23 「安らぎ」そして「感動」を与えるために---ソーシャルワーカーの役割 関根真希子・他 
24 小児脳腫瘍の患者の箱庭療法を通しての心身のインテグレーション 河野博臣・他 
25 光体験によりうつ病性昏迷より急速に回復した一例 池田国義 
26 生きがい療法による死への対処法---生きがい療法の研究(第二報) 伊丹仁朗・他 
27 末期癌患者に対する交流分析を用いたアプローチ 村岡 衛・他 
28 病名告知の背景と経過 村上国男 
29 末期がん患者の心身医学的考察---末期がん患者へのケア 中川俊二 
30 死と終末期についての調査 谷 嘉代子・他 
31 「生と死を考えるセミナー」のアンケートの分析 橘 雅子・他 
32 死に関する意識調査 松岡寿夫 
33 ターミナル・ケアに関するアンケート調査 池田よしえ・他 
34 ターミナル・ステージにおける患者と家族のニーズ---死別後の家族の調査から 北川昌代・他 
35 癌末期ケア、家族と病棟スタッフの納得度の相違---アンケート調査から 小林ひとみ・他 
36 癌患者のセルフ・ケアの問題 河野博臣・他 
37 生きがい療法研究(第三報)---生きがい療法実践会の活動について 柿元洋子・他 
38 「生と死を考える会」の活動について 黒田裕子・他 
39 「生と死を考える会」の活動報告 生田チサト・他 
40 舌口腔底腫瘍の単身患者への長期的アプローチ 武藤利恵子・他 
41 癌死患者の入院生活と死に向かう心について 室谷智子・他 
42 死にゆく人の看護のあり方を考える 大谷真由美・他 
43 ターミナル・ケアにおけるチーム・アプローチの実際 井部俊子 
44 当院におけるターミナル・ケアの進め方 森本接夫 
45 がんの在宅終末ケア---在宅終末ケアの経験から 紅林みつ子・他 
46 人工呼吸器装着の末期ALS患者の在宅看護---ボランティア・ナースの試み 梅田嘉子 
***
特別講演  
患者の権利とバイオエシックス---国際的動向と展望をふまえて 木村利人 
生命操作時代における医療の問題点 坂上正道 
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シンポジウム ターミナル・ケアを困難にする問題点  
1 看護部長の立場から 寺島敏子 
2 癌専門医の立場から 種村健二朗 
3 訪問看護の立場から 大石好子 
4 外科医の立場から 松岡寿夫 
討論
***
一般演題  
1 生きがい療法に於る集団療法の意義と成果---第六報 この一年の活動を振り返って 小川留吉・他 
2 生と死を考える会の活動内容と今後の課題 生田チサト・他 
3 末期患者の問題の分析 松尾典子・他 
4 終末期看護の基礎教育プログラムの作成にむけて---その三 癌告知への関心度 安酸瑞江・他 
5 看護基礎教育におけるデス・エデュケーションの試み---生きがい療法実践会研修に参加して 武田敏子 
6 Death Educationの評価について 谷 荘吉 
7 死に対する意識の重層構造についての試見 中野東禅 
8 甲状腺癌告知についてのアンケート調査 隈 寛二 
9 病名告知について---遺族に対するアンケート調査からの考察 山口 晃・他 
10 癌患者における病名告知の是非---患者を看取った家族へのアンケート調査をもとに   横井尚子・他 
11 聖隷ホスピスにおける病名告知の現況 千原 明・他 
12 患者が病名を知るということ 村上玄呂 
13 一老僧の怒り ―病名告知に関して 蓮寺諦成 
14 壮年男性が癌を受容し、死への準備を整えながら逝った一症例 黒田裕子 
15 病名を知っている乳がん患者の死からの学び  梅田嘉子 
16 病名と予後を告知された胃癌末期患者の看護 後藤ナツ子・他 
17 癌と宣告された患者の対応に関する一考察 堀内恵子・他 
18 最後まで病名を認めようとしなかった患者(医者)の一症例 小林紀代美・他 
19 手記の出版を生きる目標として病名告知を受けいれた事例 江藤なるみ・他 
20 乳癌患者の予後の告知 松岡寿夫 
21 癌告知へのアプローチ 大鐘稔彦 
22 癌患者への病名認知の援助 伊丹仁朗・他 
23 告知する側に要求されること 井上トク子・他 
24 心臓病における病名告知の諸問題 福増廣幸 
25 ホスピス開設後六か月間の報告 岡本光正・他 
26 ホスピスケア一年半の総括と今後の展望 山本一成・他 
27 一般内科におけるターミナルケアの実践---分散型ホスピス志向 二年六か月、ソーシャルワーカーの視点から 室谷智子・他 
28 在宅ケアにおいてこそ癌の苦しみを共有できる 佐藤 智・他 
29 その人らしい生の全うを支える看護---ホスピスで死亡した一患者を通して 高橋静子・他 
30 ホスピスのあり方を考える 山田祐司・他 
31 ホスピス・ホームケアにおける日本と英国の比較 紅林みつ子・他 
32 がん末期患者の家族に対する看護 佐藤礼子・他 
33 グリーフ・セラピー(悲嘆療法)の試み 永田勝太郎・他 
34 死にゆく子供の両親への援助 森 裕美 
35 末期癌患者を通して看護を考える---患者としてみた仲間の死 大西久美・他 
36 単身の咽頭腫瘍患者に対する継続的アプローチについて---特に転院に伴うソーシャルワーカーの関わりについて 斉藤順子・他 
37 過去二年間のアンケート調査による癌死亡患者家族の心理 熊谷裕子 
38 儀礼をとり入れた死前後の処置の意義 高田節子・他 
39 私の死生観---研修「看護と死」に参加して 桜井陽子 
40 生と死を考えるセミナーで出会ったKさんとの歩み 飯沼幸子・他 
41 ジャンボ機墜落事故に関する看護学生の感想 橘 雅子 
42 腫瘍熱に著効を示したナプロキセン 三笠桂一・他 
43 腹部膨満による不眠患者へのケタミンの応用 平賀一陽・他 
44 WHO癌疼痛治療暫定指針による鎮痛薬の使い方---とくにモルヒネについて 武田文和 
45 癌末期患者にレスピレーター装着が有意義であった一例 古西 満・他 
46 癌末期ケアにおける第一線病院の役割 郷地秀夫・他 
47 対がん十か年総合戦略---がん患者に対する終末期医療のあり方に関する研究報告 芳賀敏彦 
48 入院ケアと在宅ケアにおける終末期医療費の比較検討 前沢政次・他 
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ワークショップ  1 病名告知をめぐる問題  
1 ガン告知をめぐる問題 布施徳馬 
2 病名告知をめぐる問題 河野友信 
3 病名告知に関する一考察 南 ゆかり・他 
4 オリブ山病院ホスピス病名告知の現況 中島美知子・他 
討論のまとめ   
***

ワークショップ 2 長期意識障害患者のケア

 
1 長期意識障害児と人間的ふれあいがもてるために---臨床実習指導者の役割について 甲斐一孝・他 
2 遷延性意識障害患者に対する看護について 小島操子・他 
3 植物状態患者をかかえる家族からの学び 奥村 環 
4 長期意識障害患者と尊厳死の問題 福間誠之 
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特別講演  
あなたと私の死生観---医療を中心として 金子仁郎 
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シンポジウム ターミナルケアにおける家族の問題  
1 本人への臨終の告知 ―カトリックの場合 東門陽二郎 
2 仏教の立場から 池見澄隆 
3 義父と義母の死を看とって---家族からの注文 乾 成夫 
4 医師の立場から 柏木哲夫 
5 看護婦の立場から 河内恵美子 
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一般演題  
1 治療的自我が高まっていく過程について---臨床実習における学生の変化 尾山タカ子・他 
2 終末期医療のあり方とDeath Educationの現状について 谷 荘吉 
3 女子大生の死者儀礼に関する知識について 橘 雅子 
4 死に対する大学生の考え方 中野東禅 
5 「死と看護を考える」学習のVTR効果 松尾典子・他 
6 終末期看護の基礎教育プログラム作成に向けて
---その四 卒業時の看護観
引野裕子・他 
7 自己中心的な末期癌患者の看護を通しての一考察 神木里和・他 
8 対話的看護実践の一経験例---あたたかい死を迎えるために 松沢・他 
9 安らかな死への援助---青年期にある白血病患者の看護を通して 木村真知子・他 
10 自立退院をめざした下半身不随の肺癌告知患者 伊達慶子・他 
11 息子が告知してしまった後の看護 森本芳子 
12 チームで行える不安へのアプローチ---ある末期患者に対する看護婦の認識調査を活用して 河田直美・他 
13 ターミナルケア患者家族との関わり---入院時家族面接を考える 細島睦子・他 
14 末期癌患者の病気・死に関する意識状況と精神的健康の関係 谷井康子 
15 脳神経外科における脳死患者の看護のポイント 大塚真代・他 
16 末期癌患者の長期外来通院ケアで学んだ事 八木みつる 
17 在宅ターミナルケアの医療とは何か---二七例の経験から 佐藤 智・他 
18 帰宅を望む末期患者への援助 前田芳江・他 
19 末期疼痛治療における霊的ケアの有効性について 中島修平・他 
20 がん患者の治療内容別疼痛頻度と鎮痛効果 平賀一陽・他 
21 がん疼痛患者の鎮痛法の実態           尾山 力・他 
22 泌尿器科領域におけるがん性疼痛に対する塩酸モルヒネ内服の効果                      井上武夫・他 
23 総合的がん性疼痛治療指針確立の試み 小笠原一夫・他 
24 がん末期患者の痛みに対する温罨法の有効度 古河伸子・他 
25 宗教的痛みの日本的意味 藤木雅清・他 
26 めでたい往生---成仏してさとりをうる 蓮寺諦成 
27 「医療と宗教を考える会」の果たす死の臨床への役割
---殊に仏教者の視点から
佐藤雅彦 
28 生きがい療法における悲しみのセルフコントロール
---生きがい療法の研究(第七報)
浜本淳子・他 
29 生きがい療法の学習・実践サポート・システムの開発について---生きがい療法の研究(第八報) 大熊正喜・他 
30 生きがい療法一日研修に参加して---卒業時における死生観 武田敏子 
31 死亡当日の医療をめぐって 生田チサト・他 
32 延命治療中の死と自宅で死を迎えた場合における家族の悲嘆の相違 上原喜代美・他 
33 死亡当日の医療をめぐって---プライマリ・ケアにおける死亡当日の臨死ケアにおよぼす家族参加と病名告知の考察 鈴木荘一・他 
34 ホスピスにおける臨終時の処置について 斉藤淳子・他 
35 過去五年間の末期患者に対する蘇生術 松岡寿夫 
36 末期患者の心理状況の検討 玉置朋子・他 
37 非告知癌患者の心理変化の検討とアプローチについて 黒田晶子・他 
38 予後不良のがん患者における攻撃性について 正野逸子・他 
39 ライフサイクルの観点からみた近親者との死別・離別  佐藤ゆかり 
40 ペインクリニックに於ける末期癌患者の告知を考える  東妻喜見代・他 
41 患者家族のターミナルケアに関する意識調査 山田祐司・他 
42 家族からみたターミナルケア    河内恵美子 
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特別講演  
死の臨床研究会十年の歩み---司会の言葉 金子仁郎 
死の臨床研究会十年の歩み 河野博臣 
東洋と西洋の死の考え方 アルフォンス・デーケン 
***
シンポジウム I
あたたかく死を迎えるために      中島みち・若狭紅子・柏木哲夫 
討論
***
シンポジウム II
末期の疼痛への集学的アプローチ
1 鎮痛薬による治療 武田文和 
2 神経ブロック 若杉文吉 
3 経皮的コルドトミー 伊関 洋・他
4 下垂体ブロック法 藤田達士 
5 末期の疼痛への心理的アプローチ 河野友信 
6 痛みのある患者の看護 吉村京子 
特別発言 千原 明 
討論

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