アーユルヴェーダ   

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アーユルヴェーダ

識者はこう読む
(抜粋)
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現代医学にとって極めて刺激的な書

聖路加国際病院理事長・名誉院長 日野原重明

現代医療が、科学的な実証性中心に進歩する中で、医の原点に返った立場の古典的全人的医学が今や注目され、古きものの中の不易なる医術を探してこれを現代の医術に適用することは非常に心をひくのである。

 

「エビデンス」と「直観」の統合

帯津三敬病院理事長 帯津良一

古代インド人の叡智と思索の集大成ともいうべき本書によって、彼らが、いかにエビデンスと直観を統合していったかをしっかり学んでみたいと思います。統合医学の時代の夜明け前に、身を引き締めて読むべき好著であると確信しています。

 

『アーユルヴェーダ《ススルタ》大医典』の出版を賞讃する

富山県国際伝統医学センター 医師・医学博士 上馬場和夫

「アーユルヴェーダ」は、欧米を中心にして現在世界的に注目されてきている。なぜなら、現存する「世界最古の伝統医学」というばかりでなく、現代医学も手に負えない病気の治療や健康の維持増進(抗加齢医学)に関する理論と方法を細かく理論的に教えてくれることが認識され始めたからである。

 

「補完代替医療学」に資するところ大

金沢大学 補完代替医療学講座 教授 鈴木信孝

代替医療に関しては、我が国の国民の関心も高く、現代西洋医学的手法を用いた科学的検証が待望されている。『故きを温ねて新しきを知る』―まさしく、『アーユルヴェーダ≪ススルタ≫大医典』は補完代替医療学にも資するところ大なる書と考えている。

 

「アーユルヴェーダ医学」のバイブル

日本アーユルヴェーダ学会理事長 富山医科薬科大学名誉教授 田澤賢次

多大な困難を乗り越えて邦訳『ススルタ大医典』は完成したのであり、今日アーユルヴェーダ医学を学ぶ私達にとってバイブルといってよい本である。これからアーユルヴェーダ医学を学ぶ人にとっても、その本流に触れるために、本書が裨益するところ多大であることを信じている。

 

「生」の受け継ぎの書

都留市立病院 名誉院長 元・東京大学医学部付属病院分院長 大原 毅

4000年前の医学の古典に接する機会があろうとは思ってもいなかった。1050ページにおよぶ本書は、「全生命の科学」ともいわれるほどの膨大な知恵に満ちている。

 

壮大な生命の科学

井上眼科病院院長  若倉雅登

本書は、代替医療で必ず挙げられる壮大なインド伝承医学「アーユルヴェーダ」を我々の前に開示してくれる。代替医療ばかりでなく、そこには次世代の医学のあり方を考えさせるさまざまな切り口があるはずで、それを日本語で読めるのだから楽しみである。

 

最初の「生命科学」のテキスト

駐日インド大使M. L. Tripathi

「The Sushruta Samhita」は外科学を中心に取り上げると同時に、医療科学と医療倫理をインド哲学にもとづき論じたテキストです。「The Sushruta Samhita」は生理学を分子レベルで検討した最初の生命科学のテキストとみなされています。私は「人間と歴史社」に心からのお祝いを申し上げるとともに、今後の発展をお祈り申し上げます。(訳:編集部)

 

「エステティック」の原点

たかの友梨ビューティークリニック代表取締役 たかの友梨

私は、人間が本来もっている「自然治癒力」というものに注目しています。「エステティック」に「アーユルヴェーダ」を取り入れたのも、自然治癒力を基本としたものだからです。

 

今こそ医・科学に応用されるべき

大東文化大学 スポーツ・健康科学部教授 医学博士 琉子友男

今回出版される『アーユルヴェーダ≪ススルタ≫大医典』には最新の分子生物学的事実を利用したかと思えるような、あるいはそれを越えると思われる治療法が多く記載されている。21世紀は「心の時代」と言われている。WHOも1991年に心の要因も含めた健康の定義の改正案を提案した。今こそアーユルヴェーダ理論が医・科学に応用されるべきである。